(#57)「一夜飾りと父のアダルトチルドレン」
今日も午前4時に目が覚めてしまう。なぜか暑さで起きたようにも感じる。
夜明け前の外は氷点下の寒さだが、布団の中が暑く感じた。
布団をよけて部屋の中の冷たい空気を布団の中に入れる。
その後は30分ほどで再び眠りについたが、朝9時前に起きたときは身体がとてもだるくて重い。
足も痛む。
しばらく母にマッサージをしてもらい、ベットから出る。
左の足とふくらはぎ、おしりと脇の下が凝っていて揉んでもらうととても痛い。
母が言うには寝ている時に交感神経がはたらいて硬直して寝ているのではないか、睡眠時も脳が常に緊張しているのだろうか。
途中目が覚めても朝起きても尿意がないのはこのせいかもしれない。
その変わり起きた時に手と足には大量の汗をかいている。
とにかく起き上がるのにとてもエネルギーが必要なのだ。
午前は朝食を済ませた後、布団を干し、仏壇の掃除と鏡餅の設置の手伝いをする。
鏡餅といってもスーパーで売られてるような簡易のものだ。
しかし「箱から出して約60秒で完成!」と表記してあったが、自分の場合は2分ほどかかった。
自分は何か作るのは好きな方だと思うが、昔から手先が不器用で小学校の図工の授業ではその時間内に作業を終えることができなく放課後居残りして作品を仕上げた想い出がある。
上記の文章は余談となったが、今日は午後も家事をたくさん手伝った。
浴室のカビを取る掃除をしたり、玄関の掃除をしたり、お正月を迎える準備を母といっしょにした。
父は家事を一切しない(逆に邪魔をする)が、母が年賀状が足りなくなったから買ってきてと言うと、父は本屋に行くついでに年賀はがきを買ってきてくれた。
まだマシになった方だと思うしかないか。
話を元に戻すが、お正月の準備は12月30日までに済ませないといけないという風習があるみたいだ。
31日にしめ縄などを飾ると「一夜飾り」となるためだそうだ。
理由は、歳神様は31日に来られるそで、それまでに準備をしておかないとその家には歳神様が来てくれないというのだ。
詳しいことは下記のサイトに書いてあった。
〈参考〉第36話 一夜飾りが、なぜダメか(神道へのいざないブログ)
このブログによると、歳神様がいらっしゃらないと家庭内暴力、殺人が起こってしまうとも書いてある。
恐ろしいことだ。去年は31日に掃除をしたので運が悪かったのか。(笑い)
夕方は散歩がてらに母の年賀状を郵便ポストに出してきたり、夕方、鏡餅を取りに来ると言って親戚とその子が家にきたり、(その親戚は自分から見ると叔母だが、自分が小さい時に優しくしてくれたので「お姉ちゃん」と呼んでいる。)帰りがてらに母と自分を車でスーパーまで連れていってくれた。
しかし、その時の父の態度には少しむかついた。
幼少期から毎度のことだが父も祖父(父の父)も祖母(父の母)も家族関係はあっさりしている。
母がいうには「ライオン家族」だという。
お姉ちゃん(祖父と祖母の娘)がきているにもかかわらず、祖母もすぐに帰ってしまうし、父も案の定わがままをいう。
「(お姉ちゃんは)勝手に来るんやから放っておいて(母に)買い物に行け」と、「それが無理なら宅配で寿司を頼め」と。
これが実の妹(お姉ちゃん)に言うことだろうか。
一般の家庭(こういう言い方もどうかとも思うが)では考えられないことだと思う。こういうことは日常茶飯事で、自分の家族はこれが当たり前のことだ。
だから父が休みだと自分は怖がって萎縮してしまうというか、脳が防衛反応を示してそう思っていなくてもそうしてしまうのかなあと思う。
母の努力で父も少しは変わってきたと思うが、根本的な性格を変えることはできないと思う。
やはり自分が変わるしか方法はないのだと思っている。
上記のこともあり、父と一緒にいるのは嫌だし、運動も必要だと思い、母と買い物に同伴した。
帰宅後、晩御飯を家族で食べるが、父は相変わらず焼酎を飲みまくり酒乱となり、母の家事や食事の邪魔ばかりする。
こういうことも毎度のことなので諦めているが、父が少し愚痴をこぼしているのが気になった。
「俺は朝早くから仕事に出かけ、夜遅くまで仕事をしている。こんな生活でなんの楽しみもない。」と。
父は母がいなくなったらどうなるのだろう。
父は昔はドライブが趣味で、休日にはよく車を走らせ出かけていたが、緑内障と診断されてからは普段の買い物など必要最低限の範囲でしか車を運転しなくなった。
父は何が楽しみで生きているのであろう。
酒に溺れ、とくに見たいテレビ番組があるわけでもないのにテレビをつける。
テレビもまじまじと見入ることもなく、母に絡む。
彼にとっての「幸せの価値」とは母の存在だけだろうか。
自分はこれまで彼女もいたこともないし、女性との交流もほとんどないと言っていいほどなどで、夫婦とかそういう関係がどうなのかわからないが、父の本当の生きている意味って何なのだろうか。
父も祖父(父の父)から理不尽で怒りそれに従うのが当たり前で、それに加え身体的虐待も受けてきたと最近になって母に告白している。
父も「アダルトチルドレン」の被害者だったんだなと自分は思う。
明日は大晦日。歳神様を迎える準備はできた。
きっと来年は良い年になるだろうというか良い年にしていきたい。
今日はいろいろ掃除を手伝い、買い物にも行ったので、ちょっと疲れすぎたかな。
明日はどうなるかわからないが、身体の思うままに任せようと思う。
(今年のブログの更新はこの記事で最後となります。今日も無事に更新することができました。最後まで読んでくださりありがとうございます。来年もよろしくお願いします。良いお年をお過ごしください。)
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